喪中はがきに一言コメントは必要?お礼は添える?添え書きの例文も!

喪中はがきを出すとき、「一言添え書きを書いたほうがいいのか、書いてはいけないのか」ということが気になる方も多いのではないでしょうか。
そんなに頻繁には出さない喪中はがきですので、一度調べても忘れてしまいますよね。
今回は、そんな疑問について調べてみました!皆様の参考になれば幸いです。



喪中はがきに一言コメントやメッセージは書いていいの?

結論から言うと、書いてもOKです!マナー違反にはなりません。
ただし内容によります
印刷だけでは素っ気ない…と思う方は手書きでひとこと書くと気持ちも伝わりますよね。

ただ、通常は添え書きをする必要はありません
印刷したものをそのまま送っても全く失礼にはあたりません。

ひと言書く場合は、書いて良いことと、書いてはダメなことがあるので注意しましょう。



どんな内容ならOK?

喪中はがきは、「新年のご挨拶(年賀状)を控えさせていただきます。」という意味や、「年賀状は出せませんが、よい新年をお迎えください」という意味があります。
ですので、その意味から外れたコメントを書くのは相応しくありません。

例えば、「私事で恐縮ですが、〇月に結婚しました」など、お祝い事の報告はNGです。
また、喪中はがきは近況を伝えるものではないので、「転居致しました」などの近況報告も書かないようにしましょう

「今度また会いましょう」や「お元気ですか?」なども相応しくないでしょう。

書いても良い内容は、葬儀の際などのお礼や、相手の体を気遣う言葉、来年に向けてのご挨拶などです。

ただし、こちらが年賀状を受け取るのは失礼にはあたりませんので、「例年通り送ってもらえましたら幸いです」などはOKです。



書いてもいいコメントの例文

葬儀の時などのお礼

「葬儀の際は、大変お世話になりありがとうございました」
「故人の生前中はお世話になりました」
「葬儀の際は、お心遣いありがとうございました」

※「いつもお世話になっております」など日頃のお礼は喪中はがきには書かないようにしましょう。


相手を気遣うメッセージ

「寒い日が続きますので、お体にお気をつけてお過ごしください」
「時節柄、どうぞご自愛くださいませ」


ご挨拶

「皆様にとって新年が良い年になりますよう、お祈りいたします」
「今後とも変わらぬお付き合いをお願い致します」
「良い1年をお迎えくださいませ」



報告がある場合やほかのメッセージを書きたい場合

親しい間柄の方へのメッセージや結婚・出産などの報告をしたい場合は、喪中はがきではなく「寒中見舞い」に書いて送りましょう。

寒中見舞いは、喪中でも出して良いもので、1年で最も寒い時期に相手の体調を気遣うという意味があります。
ただし、年賀状の時期ではなく、松の内(1月7日ごろ)が過ぎてから出すのがベストです。

寒中見舞いには、「最近どうしてる?」「また飲みに行こう!」などの軽いコメントもOKです。

また、喪中はがきを出した相手に、寒中見舞いも出しても問題ありません。年賀状を送ってくれたことのお礼を書いたり、返事として出すのも良いでしょう。



いかがでしたでしょうか。喪中はがきに書くメッセージは、喪に服しつつ気持ちを込め、シンプルに書けば問題ありません。皆さんも、こういった作業で年末は忙しくなりますが、体調に気を付けてよい新年を迎えてくださいね!